シンプルなオーバル形状でで何にでも合わせやすいSV925バックルを使ってブッテーロレザー(イタリア)でベルトを作りました。
緩みがないようバックルの内径に合わせて21.5m/m幅で裁断し磨きを入れました。
ネンを入れると見た目もグッとしまります(写真は片側にネンが入っていない状態)
ネンを入れたら帯は完成です。
次にバックルとピンを仕上げました。
凹凸、装飾のない鏡面フラットなバックルは難しいです...
ベルトを付けた時の見た目を考えて革の厚みに合わせてブリッジ(ピンと革帯を付ける棒の部分)の高さを変えます(写真では上がブライドルやサドルのように極厚革用で下が今回のような一般的な厚みの革用)
ほんの数ミリの違いですが使い心地が変わるので重要な部分です。
今回は3m/m前後のブッテーロなのでブリッジは低めに、ピンは楕円ホールが通るように幅狭に叩いて整形して磨いて出来上がり。
革の厚みが違うので剣先の形状も変えます。
サドルなどの極厚革よりも厚みが無いので引き締まって見えるよう鋭角に微調整して、仕上げたバックルを使って手縫いで仕立てて完成
細いベルトはあまり無いみたいで最近よく作ります。個人的にもミニマムでシンプル、合わせやすいので使っています。
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